2020年 09月 05日
2020年の劣化状況チェック |
2020年7月19日(日)に現地で撮影した作品の状況です。
きれいな状態でした。 敷地外の道路から撮影しています。
====番外編=== 「植物になった白線」2013年
久しぶりに全ての制作地点を歩いてみましたが一部を除き良好でした。
「つなぎの根っこ」淺井裕介
制作は2014年~2017年。
◎津奈木駅前から繋がる約500mの歩道(一番長い場所)
損傷度1%
主な損傷なし。駅前から続く裏道で、美術館への近道にもなるので、ぜひ歩いて鑑賞して欲しいです。
◎津奈木駅 ホーム&駅舎(ホーム2面は端っこまで)
損傷度3%
古い制作カ所ではがれが起きているが、主要部分に損傷は無く、フォトスポット多数。
津奈木駅前に送迎用の駐車スペースあり。
〇旧赤崎小学校 校舎前(小規模) 津奈木駅から4.5km
損傷度20%
悪条件が重なり、細かいモチーフはエッジがかすれ、一部消失しているが、2014、2015、2016と製作年が白線で表示されているので、経年劣化を比較できるスポットになっています。
車は赤い校門から入らず掲示板のある左の坂から芝生のグラウンド側に降りて下さい。
駐車場とトイレあり。
〇津奈木町福浜展望所(小規模) 赤崎小から850m津奈木駅から5km
損傷度1%
焼きの仕上がりと設置環境が良いので長期的な屋外保存に期待しています。
〇津奈木中学校(小規模) 津奈木駅から650m
損傷度1%
×つなぎ美術館のスロープ
損傷度90% 一部を除き読み取れない。
まだら模様になっている部分は元々白線があった部分です。
残念。
今回の観察メンバー(製作ボランティア:はっしー)
道路沿いの畑の土が流れてきたり、周辺工事の影響で急速に痛んでいたり、地域の生活の中に設置されているので、消えていくはかなさもありますが、この場所はいつまで残るんだろうと未来予想をしながら楽しく散歩して来ました。
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by tsunagi-nekko
| 2020-09-05 19:21
| 観察日記